体外受精2回目 D25 凍結確認

どっきどき、心臓バクバクの凍結確認の日。
平日の夜の診察。
いつも通り定時ダッシュ!したかったのですが、凍結確認の不安も吹っ飛ぶくらい仕事がめちゃくちゃ忙しく、気が付いたら予約1時間前。

間に合わない(*´Д`)
クリニックに電話!
最終受付ぎりぎりの時間に変更して頂けました。。。
電話では、最終はとても込むので待ち時間が長くなります、との事。
ま、しゃーないね。

仕事を振り切ってダッシュでクリニックへ!

受付した後、待合室ががらーんとしているのが気になりました。
なんか、今日人少ないなぁ。
なんでだろう?

なんと、5分も待たないうちに診察室に呼ばれました!
院長先生の診察。

ドキドキ
ドキドキ

先生:はい、ペゴさん。採卵後の体調どうですか?痛みとかあります?
ぺご:(ドキドキ)いえ、健康です。

この後先生は採卵の時7個しか取れなかった事とか、卵が小さかったとか、採卵時の血液結果の事とか、色々と話してくれました。
が、全く頭に入って来ない!
卵はどうなったの?
胚盤胞は?
まさかの全滅???

すごくこわばった顔をしていたんでしょう。
先生は、こんな説明より、早く結果が知りたいですよね?と笑っていました。

そして驚愕の結果発表!

採卵数:7個
正常卵数:7個
スプリット法:一般4個、顕微3
受精数:6個(一般4個、顕微2個)

初期胚凍結:1個 G2-7
胚盤胞:2個(4AA・4AB)

なんと3個凍結できました。
よかったぁ。
全滅ではなかった。。。
初期胚はあまり意識していないので、とりあえず2個ってことですね。

院長先生はにっこり笑って、よかったですね、と。

先生:もう採卵は必要ないので、次は移植ですね。
ぺご:(ちょっと待ったぁ!)あのですねぇ、移植はしません。。。
先生:??何故ですか??

実はぺご、凍結結果に関わらずに、3回目の採卵は神戸ARTでやろうと思っていました。
神戸ARTの着床前診断がしたくて、遺伝子カウンセリングの予約を入れていたのです。

1回目の体外受精の時に、卵全滅の衝撃に耐えられず、クリニックの転院を決めました。
神戸ARTに初診の予約をした時、着床前診断を行うには大谷院長の診察と遺伝子カウンセリングが必要で、最低でも半年はかかる!と言われました。
その期間もったいないし、クリニックを変えれば胚盤胞まで行くのか試した見たくて、採卵だけでもやってみたいという気持ちがあり、
職場と自宅近くにあるこのクリニックにも予約をしていました。

何を迷っているかというと、このクリニック、相性が良い。

何が良いかと言われたら良くわからないけれど、少なくても1回目のクリニックよりは良い。そして神戸ARTよりは数倍良い。

何よりも、診察がとっても丁寧で、私が質問したい事、解らない事、不安な事を全て診察で教えてくれます。
採血は多いけど、色々なデータを見て、患者さんに一番合う方法を探し出してくれているような気がする。
電子カルテには私の情報が沢山入っていて、一番面白かったのが『内診苦手』というコメントでした。。。

今回の採卵の前にも、胚盤胞まで育てる為に色んな検査をしました。
それが良かったのかどうかわかりませんが、やって良かったと思っています。

職場からも近くて、比較的待ち時間も少ない、診察もとっても丁寧。
出来ればこのクリニックでずっと治療をしたい思いがあり。。。

ぺごがもごもごしていると、、

先生:ぺごさんなりの考えがあるのですか?
ぺご:胚盤胞2個では流産する可能性も含めて出産は難しいと思う。
だから採卵を繰り返して、卵をある程度貯めてから移植に移りたいです。
卵は若いうちにとっておいた方が良いと思うので。流産するとむやみに年をとるだけだから。。。

先生:そういう考えもありますね、では次も採卵にしましょう。
ただ、卵を沢山貯めるのは私はあまり意味が無いように思います。

ぺご:何故ですか?
先生:私の経験上、そしてこのクリニックの治療実績から言うと、恐らく今ある卵で妊娠出来るからです。
ぺご:妊娠しても流産するでしょう。2個なんて心許ない。(初期胚を含めると3個だけど、既に初期胚はカウントしていない・・・)
せめて6個くらい欲しいです。

先生:それは難しい質問ですね。流産は若い方でも起こりますし、ペゴさんの年齢だと3割程度の確率で起こります。
それは仕方のない事です。
でも、6個も要らないですよ。
3~4個くらいでいいかと。

と、いうことで次もロング法で行くとの事。

ぺご:(ちょっと待ていぃぃ!!)あのですねぇ、今度はアンタゴニストを試してもいいですか?
先生:何故ですか?
ぺご:いや、なんとなく、アンタゴニストでもいけるかなぁって。
先生:私はロング法が良いと思います。前回のクリニックでは、アンタゴニストで全滅だった訳ですし。

ぺご:うーん、それはそうなんですが、前回は全部顕微だったし、しかも今回は注射の種類も変えたし・・・。ごにょごにょ
先生:私は今回うまくいったロング法をお勧めします。
もし、今回のロング法で駄目だったら、アンタゴニストに戻すという判断もありますが、あえてリスクを伴うアンタゴニストに変える必要もないでしょう。

ということで、ロング法でもう一回採卵する事にしましたー(泣)
神戸ARTや1回目のクリニック、そして不妊治療を始めた時に読んだ本にもロング法ってあまり良くないイメージしかないのですが、先生に押し切られてしまいました。

今どきロング法やってるクリニックってあるんですかねぇ?
よくわかんねーけど。

そして、とどめのお会計!

お会計
胚培養(受精卵~胚盤胞):60,000
スプリット法正常受精(6個):90,000
胚凍結(3個):60,000
グリコラン錠250㎎(30日分):900
診察:1,000
調剤料:350
合計:212,250円

ごふぅ!
モウ、キンセンカンカクガマヒシテイマス。

2回目の体外受精の費用 Hクリニック

Long法・スプリット
診察・薬:56,520
注射:62,500
採卵~凍結:362,150
交通費:0
合計:481,170円

はい、50マンエーン。
ボーナス1回分アルネ。

次は1カ月後。
今は卵巣お休み期間です。