みなさん、こんにちは。
pegogoです。
今日は子宮筋腫の続きです。
入院手続きを無事(?)終えたpegogo。
後は、入院日を待つのみです。
入院までの日々は、ひたすら仕事!仕事!の毎日。
あまり、病気の事を考えない様に、それこそ休日も働きました。
そして、いよいよ入院当日。
入院時の持ち物
- 洗面用具(歯ブラシ、歯みがき粉、シャンプー、トリートメント)
- 食器類(お箸、コップ、スプーン)
- 下着
- ティッシュ
- 履物(スニーカー)
- イヤホン
スニーカー、ティッシュ、イヤホン以外は全部、使い捨て。
パジャマはとタオルは、レンタルしました。
入院当日、あまりの荷物の少なさに、婦人科の看護師さんは、ちょっとびっくりされていましたね。
私と同じ日に入院された妙齢の女性は、スーツケースと、パンパンに膨らんだボストンバック1個を、持って来られていました。
何が入ってるんだ、その中に。
当日は、病院の前でママと待ち合わせ。
朝10時までに、入院受付で手続きをするように言われていました。
受付には、今日入院される方でごった返し。
数十分待ったころ、婦人科病棟の大部屋まで案内されます。
そう、私が入ったのは大部屋です。
おそらく一部屋6人が定員だと思います。
最初は個室を希望していたのですが、空きがなく、また予約も一杯だと言うことで、仕方なく大部屋にしました。
病室につくと、看護師さんに、「先生から手術のお話があるので、お待ちください」。と告げられます。
pego:先生の話は、何時くらいですか?
お姉さん:午後です。
pego:午後の何時ですか?
お姉さん:わかりません。先生の都合もありますので。
ママ:それやったら、10時に来る必要ないやん。それまで暇やろ。
まぁ、まぁ、落ち着いて、ママ。
病院ってそんなところなんだよ。
今は10時半、午後まで暇だな。
ということで、ママと病院内のカフェで久しぶりの親娘トークをすることに。
院内で繋がるポケベルを持たされていたので、先生のお話の時間がくれば、呼んでもらえることに。
それから、4時間程度、ママと女子トークを続けていた時、ポケベルでお呼び出し。
ママと一緒に手術の説明を聞く
婦人科病棟へ引き返し、荒川先生が待つ面談室へ。
部屋には、荒川先生の他に、若い男性の先生が。(インターンかな?)
明日の手術の説明が行われました。
荒川先生が先生してくれた内容はこんな感じ。
- pegoの子宮筋腫は筋腫が子宮の外に向かって成長していくタイプの、しょう膜下筋腫というもの。
- 子宮は摘出せず、筋腫のみを摘出する
- 筋腫だけをとる手術なので、再発することがあって、再発率は2〜4割と高い確率
その後「何かご質問はありますか?」と聞かれ、
親娘ともに、「何もありません」と答える。
ないですか?(笑)と荒川先生は苦笑い。
荒川先生は、「今回の手術は、比較的簡単で、輸血の必要もなく、2時間程度で終わますよ」と言ってくれました。
(なんか、研修医の実験台にされそうな予感が・・・)
手術が原因で死んだり、後遺症が残っても一切文句言いません。という書類にハンコを押して、荒川先生との面談は終わり。
病室を出て、ママが一言。
「ほんまやな、荒○静香に似てんな」
その後、看護師さんから、浣腸と剃毛をするので、ウロウロせずに、病室に居てくださいね、と言われる。
あー、やっぱり!
そうだよね、手術前にはあるよね!
病室でぺちゃくちゃママとおしゃべりしている最中、若くて可愛らしい看護師さんがやって来ました。
お姉さん:はーい、pegogoさん!浣腸の時間ですよー。
どんな時間やねん。
念のため、自分でやってもいいか聞いて見ましたが、無理でした。
あれかな、こういうのって見習の人がやるんかな。
お姉さん、大変やね。
トイレに案内され、横向きに寝かされ、浣腸!
「ブツが出るまで、出来れば1分以上我慢してください。ブツが出たら、トイレに備え付けられた電話で呼んで下さい」と言われ、1分も我慢できず、30秒程度でコール!
お姉さんがブツを確認し、終了。
その後、剃毛です。
これも、ダメ元で自分でやっていいかと聞きましたが、予想通りダメ。
どうやって剃るのかな、と思ったら、バリカンみたいなものでジョリジョリと剃られました。
ついでに、おヘソのゴマも綺麗に取り除いてくれました。
こうして、手術前の洗礼を受けた頃には、もう夕方。
手術は明日の13時。
ママを近くのホテルまで送って、一人病室に帰った時、なんだかどんでもない孤独に襲われました。
同じ病室にいるのはおそらく4名。
みなさん、カーテンをピシ!っと閉めていて、物音もあまり聞こえません。
最初病室に入った時に、一応挨拶をしたのですが、あまりよい対応が返ってこなかったので、あまり近寄らないほうがいいな、と思いました。
1名の方は、挨拶したのに、完全に無視されましたし( ´∀`)
やることもなく、持って来た文庫本を読んでいたら、夕食の時間になりました。
手術前は絶食なのかな、と思っていたら、どうやらその病院は、今は違うらしくなんかようわからんが、食べてもいいそうです。
食事が運ばれて来て、食べようとしたところ、病室内で、パシャ!パシャ!とシャッター音が4回程度響きました。
こんないかにも不味そうな病院食を撮って、何が楽しいんだ?
という個人的な意見はさておいて、さっさと食事を済ませ、また、文庫本を読むことに。
文庫本を熱中していると、急に館内アナウンスが大音量で流れます。
消灯の時間みたいです。
さっさと歯みがきを済ませ、ベッドに横たわります。
寝れるかなぁ。
消灯のアナウンスが流れた15分後くらいに、一気に電気が消えます。
まるで軍隊やな。
5分経過。
10分経過。
病室内に、ご婦人のイビキが響き渡りました。
その後、そのご婦人のイビキに答えるように、もう一人のご婦人も、続いてイビキをかきはじめました。
そして、消灯から30分後、私の病室はオーケストラのように。
す、すげー!
おそらく4名のご婦人全員が、イビキを奏でられておりました。
こんな状況で、寝れるか!あほ!
さっそくナースステーションに向かい、眠剤をもらうことに。
先生に確認するので、病室で待って居てください、と言われ、大人しく病室へ。
扉を開けると、オーケストラは依然続いて居ます。
君ら、すごいな。
15分程度たった頃、看護師さんが、眠剤を持って来てくれました。
私の目の前で飲んでもらえますか?といわれ、1粒飲んで、ベッドに横になって、その後は意識がありません。
眠剤ってすごいですね。
あんな大音量のオーケストラの中でも寝れるんだ。
その後、入院中はほぼ毎日眠剤をもらいました。
こうして入院初日、大部屋の洗礼を受けた、ペご。
次回は、いよいよ手術です!