長かった凍結確認までの日々。
何も出来る事はないのだけど、いつも頭の中は卵の事ばっかり。
受精から凍結確認までの期間は本当に精神的につらかった…
この日は11時30分からの予約。
朝ちょっとだけ仕事をして、クリニックに向かいました。
卵はいくつ凍結出来たかな?
7つ受精出来たから、最低でも1個くらいだろうな。
ドキドキして診察を待っていました。
平日の午前中は比較的空いていて、すぐに採血で呼ばれました。
看護師さんがぺごのカルテをぱらぱらとめくっていると、そこに衝撃の文字が。
『D6胚盤胞まで育たず』
ウソ。
うそでしょ?
7個も受精したのに。。。
頭マッシロ。
何も考えられない。気持ち悪い。
そこからすぐに内診、診察となりました。
先生は神妙な顔で、『今回全滅という結果になった。だから移植は出来ない。次はどうしますか?』
こんな感じな事を言っていたと思う。
呆然としていて、よく覚えていない。
何か質問ありますか?という問いに唯一聞いたのが、『次も全滅する可能性はありますか?』
こんなこと聞いても仕方ないのに。。。
先生は『わかりません』とだけ答えました。
ただ、卵は十分取れているので大丈夫だと思いますが。。。
だって。
『次もやります』と言って診察室を出ました。
その後、培養士さんに呼ばれ、卵の説明。
何だろう、この培養士さんが悪いわけじゃないんだけど、もう全てが嫌な気持ち。
何言ってるかよくわからない。
要は、卵の成長が遅く、分割が止まってしまったって事。
次はどうかわからないって。
そして、とどめのお会計。
お会計💰
体外受精 培養費:205,200
顕微授精(7個):86,400
診察・プレマリン・ルトラール:610
マーベロン:2,880
採血:370
超音波:2,570
合計:298,030円
最悪だ。
何に対するお金なの?
どぶに捨てるってこのことだね。
帰り、パートナーに、卵が全滅したってメールしたら、泣けてきた。
ずっと泣くのを我慢して帰った。
家に着いてお昼を食べる気力もなくて、ひたすら泣いていた。
パートナーが帰ってきてからも、また泣いた。
1回目の体外受精の費用:Kクリニック
【アンタゴニスト】
診察・薬(開始~採卵前):25,310
注射:79,840
採卵~凍結:375,190
交通費:2,280
合計:482,620円