体外受精1回目 D21 凍結確認

長かった凍結確認までの日々。

何も出来る事はないのだけど、いつも頭の中は卵の事ばっかり。
受精から凍結確認までの期間は本当に精神的につらかった…

この日は11時30分からの予約。
朝ちょっとだけ仕事をして、クリニックに向かいました。

卵はいくつ凍結出来たかな?

7つ受精出来たから、最低でも1個くらいだろうな。
ドキドキして診察を待っていました。

平日の午前中は比較的空いていて、すぐに採血で呼ばれました。
看護師さんがぺごのカルテをぱらぱらとめくっていると、そこに衝撃の文字が。

『D6胚盤胞まで育たず』

ウソ。

うそでしょ?
7個も受精したのに。。。

頭マッシロ。

何も考えられない。気持ち悪い。
そこからすぐに内診、診察となりました。

先生は神妙な顔で、『今回全滅という結果になった。だから移植は出来ない。次はどうしますか?』

こんな感じな事を言っていたと思う。

呆然としていて、よく覚えていない。

何か質問ありますか?という問いに唯一聞いたのが、『次も全滅する可能性はありますか?』

こんなこと聞いても仕方ないのに。。。

先生は『わかりません』とだけ答えました。

ただ、卵は十分取れているので大丈夫だと思いますが。。。
だって。

『次もやります』と言って診察室を出ました。

その後、培養士さんに呼ばれ、卵の説明。

何だろう、この培養士さんが悪いわけじゃないんだけど、もう全てが嫌な気持ち。

何言ってるかよくわからない。
要は、卵の成長が遅く、分割が止まってしまったって事。

次はどうかわからないって。

そして、とどめのお会計。

お会計💰

体外受精 培養費:205,200
顕微授精(7個):86,400
診察・プレマリン・ルトラール:610
マーベロン:2,880
採血:370
超音波:2,570

合計:298,030円

最悪だ。

何に対するお金なの?
どぶに捨てるってこのことだね。

帰り、パートナーに、卵が全滅したってメールしたら、泣けてきた。
ずっと泣くのを我慢して帰った。

家に着いてお昼を食べる気力もなくて、ひたすら泣いていた。

パートナーが帰ってきてからも、また泣いた。

1回目の体外受精の費用:Kクリニック

【アンタゴニスト】

診察・薬(開始~採卵前):25,310
注射:79,840
採卵~凍結:375,190
交通費:2,280

合計:482,620円