みなさん、こんにちは。
pegogoです。
誰も見ていない家計簿更新!10月です💰
収入 :297,000
支出:247,800
食費:69,200
家賃 :39,000
光熱費 :4,700
通信費 :2,000
美容代 :63,000
化粧品 :3,800
衛生用品 :4,300
医療費 :56,000
保険料 :5,200
交際費 :0
雑費 :600
うひょー。
美容代は相変わらずで医療費は高いものの、今月は交際費ゼーロー!
はい、引きこもっていました。
引きこもりアラフォーは何をしていたかというと、、、
漫画とゲーム。
そう、秋の夜長に漫画読みまくってましたー。
久しぶりに読み直した漫画。
『月の子』
清水玲子さんの代表作の内の一つですね。
改めて読み直してみたけど、うーん。いい!
良いですよぉ!
アラフォー独女をキュンキュンさせますね、この漫画。
清水玲子さんの描く男性って本当に魅力的で、ショナが格好いいったらもうすごいのなんの。
何故かアートには惹かれません。前髪おろしているキャラの方が好きかも。
繊細なタッチ、美男美女を描かせたらぴか一ですね。
さてさて、月の子の感想です。
私が好きなのは、セツとショナの恋愛。
切なすぎて、胸がキュンキュンします。
今どきこんな恋あるか?
ないよな。
あるわけない。
ショナの節操のなさには多少なりとも怒りを覚えるものの、最後にはセツとくっついた?という事で。
ま、許してやることとしよう。
そして、結構好きだったのがホーリー。
最初の意地悪な時も好きだったけど、後半はとっても優しい。
なんといっても色っぽい。
こーゆー、女を敵に回しそうな人、大好き!
アラフォー引きこもりおばさんをキュンキュンさせる場面
セツとショナが初めて出会うシーン
雨の中倒れたセツをショナが介抱したところ。
部屋で二人っきりのシーンですね。
セツがショナの事を怖がって、めちゃくちゃ警戒しているのが可愛い。
それを見てショナが困るところもまた良い。
(何恐がってんだよ、まいったな)
ま、普通に考えて不審者だからね、怖いよね。
自分が代わりになれたら、気持ちが勝手に伝わってしまったシーン
このあたりからこの二人の(というかセツの一方的な?)恋愛描写が始まったような気がします。
ジミーとアートのいちゃいちゃブリを見せつけられて落ち込んでいるショナ。
その姿を見てセツが何気に心で呟いたシーンです。
『僕でかわりになれたらいいんだけど』
勝手に心の声が伝わってしまうという、なんとも恥ずかしいシーンですが、なんとなくいい感じになります。
グラスを落として割って、その上好きな殿方を突き飛ばし、ダッシュで逃げるセツが可愛い。
セツは合計4回?(もっとか?)くらいショナに告白しているわけですが、
実はセツがショナに告白するシーンはワタシ的にあまり好きではないです。
なんというか、告白しすぎやろ、君って感じで。
ショナに冷たい態度をとられて激怒プンプン後の不意打ちキッスなんてまるで別人みたい。
段々と大胆になっていくセツ。
『セイラは倖せだったのでは』
人魚姫の物語はアン・ハッピーエンドだったけど、本当はセイラは幸せだったのでは?というセツの言葉。
自分はジミー(ベンジャミン)には敵わないけど、ショナと出会い、愛せただけで倖せだと、セイラと自分を重ね合せたのかな。
確かに、そんなに愛せる人と出会えるって、まぁないですよね。
『僕はあなたの卵を産みたいんです』発言
はい、月の子の名シーンです。
美術館での告白。
すんごいね。
ストレートきました。
ドストライク。
直球。
セツ、君すごいね。
良くそんな事言えるわ。
恥ずかしい。
ソビエトに旅立つセツ。
遠く離れてしまってもう二度と会えないかもしれない。
自分の気持ちを一生懸命に伝えるセツがとっても愛おしい。
でも、ショナはベンジャミンが好きだと答えてますね。
ありえない話、架空の話だと言っているのに、『そうだとしてもだ』とトドメのボディブロー。
はかなく散ってしまうセツ。
うん。切ない。
その後、美術館の入り口でセツ待っていたショナ。
驚いて立ち止まるセツを抱きしめてkiss
そして『君が女性化したら迎えに行く』。
ほんじゃあ最初からそう言っておけよ。
そして、二股はいかんよ、君。
何故ショナはこんなことを言ったのでしょうか。
真相は清水玲子さんのみ知るのですが、
ショナは直向なセツの気持ちに応えてあげたかったのかな。。。
たとえ夢物語だとしても。
ベンジャミンが自分を選ばなかったという事。
セツに惹かれていく自分。
自分の気持ちをドストレートに伝えてくるセツに戸惑い、自分はベンジャミンが好きなんだ!と言い聞かせて、迷いを振り切っている感じですね。
なんとも切ないシーンでした。
シクシク。。。
ちなみに、扉絵で使われていた、美術館で抱き合うショナと女性の姿。
この女性は最初ベンジャミンかな?とも思いましたが(髪のウェーブ感から)、コートはセツが着ていたもの。
どうかセツであってほしいです。
ショナの目線がまたセクシーなんだな、うん。
結ばれるシーン
はい、来ました、ベッドイン。
女性化していないセツとショナが結ばれる?シーンです。
ベンジャミンを救おうと、チェルノブイリに乗り込もうとするショナ。
行ってほしくない(死んでほしくない)セツ。
トランクのカギをこっそり盗んでおくというセツもこれまたね。
二人のやり取りが切ないです。
セツが自分が行く!と言い出し、それを止めるショナ。
「僕の役目ですから」
「大丈夫です!」
「平気です!」
セツが必死なのが可愛くて切ない。
てかさ、ショナもこの期に及んでまだベンジャミン、ベンジャミンと言ってますね。
その名前をセツの前で言うなっちゅーの。
結局ショナがセツを押し倒しちゃいますね。
このお話でちょっと残念だったのが、セツに内緒でチェルノブイリに行こうとしていたショナ。
もしセツがトランクのカギを盗んでなかったら、そのまま二人は二度と会えないってことですよね?
卵も残せないし。
君には黙っていくつもりだった。とショナ。
セツが気付かなかったら結局セツとショナは結ばれる事はなかったのでしょうか。
あんまりだなぁ。
発電所でショナは、セツに君が一番好きだと伝えて、と実は本人に向かって言ってしまいます。
これが唯一の救いでしょうか。
後、なんといっても月の子で一番インパクトの強かったのが、兄弟愛?(男じゃないから姉妹か?)ですね。
そう、ティルト君です。
セツの次に好きなキャラクター。
愛と憎しみって表裏一体なんですね。
僕はセツを愛していた。それと同時に同じくらい憎んでいた。
君は卵を産まなければならない。
君は僕の肉を食べてきたのだから。
もうね、漫画の域を超えてますね、このセリフ。
最後は結局リタに心中させられてしまうティルトですが、その直向さに胸キュンでした。
正直、ジミーとアートの場面は最初は楽しく読んでいたのですが、中盤から終盤にかけて、どうでもいいって感じでしたかね。
セツとショナの恋が気になり始めてからかな。
ベンジャミン、こいつ早く死なねーかな、なんて思っていたくらいでしたから。
(主人公だし、死ぬわけないけど)
月の子では色んな愛が入り乱れていますね
ジミーとアート
ショナとベン
セツとショナ
ティルトとセツ
ギル(ティルト)とリタ
一つの漫画のストーリーでこれだけの愛の軌跡を描けるってまさに天才。
と、そんなわけで秋の夜長は月の子を読んで過ぎて行きました。。。