子宮筋腫 国立病院へ

みなさん、こんにちは。
pegogoです。

今日は、前回の続きです。子宮筋腫(診察編)

いつも行っているレディースクリニックで、子宮筋腫か卵巣腫瘍の疑いがあると言われた私。

自宅近くの国立○○病院に紹介状を書いてもらう事になりました。
(国立○○病院は、面倒なので、今後O医療センターと呼びます)

クリニックからお呼び出し

クリニックで診察を受けた2日後、紹介状を受け取りに来てください、と連絡があり、クリニックへ向かうと、受付の方から紹介状を渡されました。

紹介状は封がされていて、中身は見れないようになっています。

「解りました」とだけ言って、紹介状を受け取り、そのまま帰ろうとすると、受付の方が、「先生のお話、聞いて行かれますか?」とおっしゃいました。

pego:え?(何か話す事ありますのん?)
受付お姉さん:今、先生に聞いてみますので、お待ちください。

よほど不安そうな(不幸そうな?)顔をしていたんでしょうね。
受付の女性は、先生がいる診察室に案内してくれました。

先生:pegogoさんの主治医は、O医療センターの、○○先生に決まりました。○○先生を信頼して、○○先生と一緒にpegogoさんにとって一番良い治療法を選択して下さい。

先生のお話はたったこれだけでしたが、嬉しかった。。。

仕事のこと

 

病気になって悩んだことのひとつ。

そう、仕事のことです。

O医療センターの診察日は1週間後。
レディースクリニックの先生が言うには、手術が必要との事。

ちょうどその頃、私は大きな仕事を抱えていて、長期休暇なんて、以ての外。

そもそも、男性の上司に、婦人科系の病気を打ち明けるのも恥ずかしい。

今、打ち明けるか、それとも、病名がきちんとわかってから話すか。

迷いましたが、結局その時は何も言わず、有給をもらいました。

O医療センターの診察日まで、インターネットで、子宮筋腫について、調べまくりました。

大体まとめると、こんな感じ。

  • 30歳以上の女性の20~30%にあるといわれる、頻度の高い病気
  • 子宮の筋肉から発生する良性の腫瘍
  • 閉経すると子宮筋腫の多くは縮小する
  • 予防法は今のところない
  • 子宮筋腫とよく似ている「子宮肉腫」という悪性腫瘍がある
  • 無症状なら治療は不要
  • 治療方法は、お薬を用いる方法・手術・子宮動脈塞栓術(UAE)・集束超音波手術(FUS)等

1週間ネットで、それこそ隅から隅まで調べ尽くしたので、大体この病気の事はわかりました。

クリニックの先生は、子宮筋腫か卵巣腫瘍かのどちらかと言っていましたが、直感的に卵巣腫瘍ではなさそうだったので、子宮筋腫だけ調べました。

あと、大変役に立ったのは、子宮筋腫の手術を経験された方たちのブログです。

いっぱいありますね。

沢山の女性が、悩まされているわけだ。

発見から手術まで、ブログでわかりやすく説明してくれていたので、経験談は本当に役に立ちました。

しかし、一番気になったのは、これです。

子宮肉腫

どのサイトでも、ちらっと出てきます。

これは、悪性腫瘍です。(癌ではなくて、がんの方です。この表記の違いは初めて知りました)

うーん、この肉腫といわれるもの、調べれば調べるほど、怖い。

症例が少なすぎて、有効な治療法もなさそうだし。

ただの筋腫であってほしい。

こんなに不安な気分で毎日を過ごしたことは人生で初めて。

待つということの辛さを経験しました。

もう二度と経験したくないですが・・。

ネット検索をやり尽くした後は、ただただ時間が過ぎるのを待つ毎日。

O医療センターへ(国立病院)

 

ようやく、O医療センターの検診の日が来ました。

予約は10時から。

初診なので、まずは総合受付で紹介状を渡し、受付を済ませます。
その後、婦人科の受付へ。

しっかし、人多いなー!
世の中、こんなに病人が多いのか?

患者さん(こういう呼び方でいいのか?)でごった返していました。

こりゃ、医療崩壊するわ。

O医療センターの婦人科には、3人の先生がいる模様。

それぞれの先生の診察室に、患者さんが呼ばれて入っていきます。

検診の時間は10時~15時だったので、10時に予約した私は、真っ先に呼ばれるものだと思っていました。

甘い、甘いよ、私。

待つことなんと、2時間半

呼ばれた時には(何もしていないのに)もう、へとへと。

診察室へ入ると、女医さんと、看護師さんが1名。
担当が女性でうれしい。

いざ、診察

先生は、荒○静香さんに似ていて、若くて、ちっちゃくて、色白の可愛らしい感じの方でした。
(これから、荒川先生と呼びます)

荒川先生:大変お待たせしました。○○レディースクリニックの○○先生から子宮筋腫の疑いがあると聞いています。

pego:(やっぱり、子宮筋腫なんだ・・・)

荒川先生:早速ですが、内診を行います。

pego:え!内診って絶対しないといけないですか?超音波で見れないですか?(今思うとふざけた質問ですね)

荒川先生:もちろん、超音波でも見れます。でも、きちんと内診をして、筋腫の位置と大きさを確かめたいのです。丁寧にしますので、内診させてもらえませんか?

pego:はい。わかりました(._.)

これじゃぁ、注射を嫌がっているガキみたいだな。。。
恥ずかしい。

内診している時に、荒川先生が一言、「あー、おっきい」とつぶやいたのが聞こえました・・・。

内診後、荒川先生は小さな紙に筋腫の位置と個数を書いてくれました。

荒川先生:pegoさんの筋腫は、二つあって、二つが重なって、一つの大きな塊になっています。
筋腫の大きさは、横が11㎝、縦が12㎝、かなり大きいですね。

もっと正確に調べる為に、MRI検査を受けてもらいます。

何時が良いですか?

pego:は?
荒川先生:直近だと、○日が空いています。

なんだかなぁ。

この先生、悪い人ではないのですが、今思うと、全体的に病状の説明が少なかった様に思います。

私は事前にネットで情報収集していたから良いのですが、筋腫がどういう病気か、どういう治療法があるのか、こちらが聞くまで、全く教えてくれませんでした。

全部が全部教えろとは言いませんが、少しくらい説明してくれたっていいのに(泣)

そういうものなのでしょうか。

結局この日は、内診をして、MRI検査の日を決めて、それで終わり。

診察時間は、15分くらいです。

しっかし疲れたー。

もうお昼すぎちゃったよ。。。

国立病院の待ち時間の洗礼をうけた私は、会社に行く元気もなくなり、そのまま、とぼとぼと家路について、ふて寝。

次回は、ぺご、MRI検査を受ける、の巻です。